産後ダイエットは、脳内を制すことに尽きる【30代後半の産後ダイエット】
自分が思う以上にカロリー過多だったことに気づき、カロリーのとりすぎをゆるやかに抑えていきたいと思うようになりました。
私の問題点は、自分の摂取カロリーについて「過小評価」していたことなので、「食べてない」ことになっている「食べたもの」を徹底的に洗っていき、そこをそぎ落としていくことが大事なのではと考えました。
「食べてないことになっている、食べたもの」
に関しては、前述のように
子供の食べ残し。
空腹でもないのに、なんとなくつまむお菓子。
ながら食べ(パソコン見ながらむしゃむしゃ食べたパンとか、全く食べた気になっていない)。
それに加えて、自分の満腹中枢について、疑いの目を向けることにしました。
というのも、姉と久しぶりにホテルのランチビュッフェに行った時のこと。
久しぶりの自由にワクワクしながら、ガツガツ好きなものを好きなだけ食べていたんですね。
そうしたら、姉がびっくりした顔で
「そんなに食べるの?」
と。
姉は、ビュッフェだというのに、おかわりもほとんどせずに色々なものを小盛りにして、ちょっとずつ食べると、すぐに「お腹いっぱい」と言って、早々にお茶タイムに切り替えてました。
「せっかくこういうとこ来たんだから、気持ちよくお腹いっぱい食べようよ〜」
と姉の少食ぶりに物足りなさを感じたものですが、よくよく考えれば、姉は状況に惑わされず、己の満腹中枢にとても正直だったのだと思います。
私といえば、浮かれて、ビュッフェなのだから元を取らないと!と、卑しさ全開、己の満腹中枢をまるっきり無視して食べまくっていました。
姉の、ちょっと色々なものをつまんで「お腹いっぱい」と言う光景、それに加えて、ガツガツ食べる私に向けられた「まだ食べるの?」という半ばうんざりした視線。
これは、私の印象に強く残りました。
家に帰ってからも、
子供にご飯を食べさせたり赤ちゃん抱っこしててんやわんやしながら自分もご飯をかきこむ時に
「私、お腹いっぱいなんじゃないかな?どう?」
と振り返るようになりました。
振り返るだけで、食べるのを無理して制限する気持ちはなかったのですが、
その「自分の満腹中枢に問いかける」ことを始めてから、食べる量が明らかに減りました。
自分の脳内のくせにも気づきました。
どうも「食べたもの」を意識すると、不思議と「もっと食べたい!」と思うので(本能ですかね)、詳細に「食べたもの」を記録するレコーディングダイエットは向いていないよう。
それよりもザックリと、食後、お腹に食べたものが入った「満たされた感じ」をいい感じにイメージすると、食べ過ぎをセーブすることができる気が。
また、ストレスとかでやけ食いした後に感じるあの
「胃の気持ち悪さと、罪悪感のミックス」「ドヨーンとした気持ちとお腹」
を、強く脳内に刻みつけることにしました。そうすることで、
「ああ、これ以上食べたら、またあの心身ともに重ったるい感じ、味わうぞ!数時間続くぞ!結構辛いぞ!」
と、食べ過ぎのストッパーに。
さらに、あの、姉が私に向けた
「まだ食う気?こいつ」
の軽蔑(笑)の眼差し。あれ思い出すと、ウッと食欲が一旦ストップします。
効きました!姉に感謝です。
あの時、もし大食漢の友達と食事を楽しんでいたら、
「美味しいよね!こういう時にはいっぱい食べなきゃね!イエーイ」
と調子に乗って終わっていたと思うので(それはそれでとてもとても楽しいのですが)
姉と一緒にビュッフェに行ったことは自分を見つめ直す良いきっかけになりました。
ダイエットについて迷った時には、いつもと違う誰かと食事に行くと、何かヒントがつかめるかもしれません。