出産のはなし 〜順天堂医院での無痛分娩②〜分娩予約、セミオープンシステムの利用
去年の初夏、念願の二人目の妊娠が判明。
かかりつけの婦人科クリニックで7週の時に心拍を確認してもらい、先生に
「病院どこにする?どこでも紹介状書くよ」
と言われ「順天堂でお願いします」と伝えました。
順天堂大学付属順天堂医院の産科は、無痛分娩を始めてから徐々に出産希望者が増えて来ているそうで、現在は完全予約制になっています。
ホームページの予約状況を見てびっくり。
私の出産予定月の前の月の予約、すでに終了?出産月、はるか先なんですけど。
これはすごい人気。。
予約の受付は8週から。
今週中にかかりつけクリニックから紹介状をもらって、8週中になんとか順天堂医院の初診を受けたいと焦りました。
順天堂って、紹介状いるのは分かるけど、予約はどうやってとるの?完全予約制と書いてあるけど、予約どう取るかわからない。
ホームページ見ていると、科によっても微妙に色々違うみたい。
何度読んでもよく、わからない。
結局、直接病院に電話して訊きました。
(今探すと、これ http://www.j-obstet.com が一番わかりやすく書いてありますね。これの一番下の【初診受付時間】を参考にすると良いと思います。ちなみに私は、このHPまでたどり着けませんでした)
電話での回答は「分娩予約目的での初診希望者は、一般産科の外来時間に受診してください」とのこと。つまり初診は、予約が必要なかった。
(注:2016年6月時点。現在はどうなのかはちょっと不明です)
予約なしってことは、相当待つんだろうなーと覚悟しながら、火曜の午後の診察を目指し、11時半に病院到着。
1階の受付や会計フロアはめちゃ混んでましたが、事務スタッフの方が超絶テキパキ処理するので、初診受付の列に並んだ割にはスムーズに終了。
産科の午後診療は13時半から。12時には産科外来への手続きも終わってしまったので、することがない。
子連れには大変しんどい。子供が騒ぐので、1階のコンビニに寄って買い物したり、外をお散歩したり。でもオフィス街なので遊べるような公園も近くになく。結構大変でした。
13時半に産科の待合に戻ると、妊婦さんが既にずらり。
どれくらい待つかわからない恐怖のなか、待合の隅で子供と突っ立っていたら、意外なことにすぐに呼ばれました。12時に既に受付を済ませていたおかげかも。
診察室に呼ばれて妊娠経過を簡単に聞かれ、次に内診を行い週数を医師がチェックして再び診察室。
「じゃあ、紹介状の予定日そのままで行きましょう。無痛分娩希望しますか?」
「よろしくお願いします」
「お一人目も、無痛でした?」
「いいえ、自然分娩でした」
「あー。じゃあ、より痛みの少なさを実感されると思いますよ」
「期待しています」
「あと、ええと、ハイリスクではないようですね、セミオープンシステムを利用しますか?」
セミオープンシステムとは、34週までは近隣の提携クリニックで妊婦健診を行う制度のこと。
子連れで、大混雑の大学病院に定期的に通うのは難しいと、受診前から思っていた私は、セミオープンシステムについて事前に調べていて、子連れで通いやすい提携先の婦人科クリニックをリサーチしていました。
「〇〇クリニックに通いたいと思っています」
「そうですか。それが良いと思います。ここは、本当に混む時はものすごーく混むからね、それだけで疲れちゃう方もいるので、できるならセミオープンシステム利用することを本当にオススメします」
なんだか医師も(心持ち)嬉しそうに「〇〇クリニックですねー、わかりましたー」と電子カルテにカチャカチャ入力している。
この時点で、次に順天堂に来るのは20週の超音波検査の時になる予定になりました。
医師は
- 20週の超音波検査の予約日時
- 34週に入った時の検診予約日時
- 予定日の分娩予約
この3つの予約を電子カルテをカチャカチャと操作して全部取ってくれました。
無事に予約が取れて、とりあえず安堵。
しかし、ここまで人気だと、おそらく妊娠前から「順天堂で出産したい」とあらかじめ考えている人じゃないと分娩予約取れないんじゃないかな、とちょっと思いました。
一人目だったら、そもそも妊娠が判明したのが遅かったし、他の病院もいろいろリサーチしたかっただろうし、多分無理だったと思います。
続きます。
(はじめての妊娠で、すべてが分からなくてドキドキしていた妊娠初期に、この本を読んで、それからずっと手元に置いて出産まで心強い味方でした。
アマゾンのベストセラー。おすすめです。)
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