子供の夢を応援すること、できますか?

努力したら絶対になれる、という職業じゃないものに「なりたい」、ともし子供が言ってきたらどうするか、という妄想をしました。

(育児疲れで死にそうなのに、こういう妄想は常にしています)

 

それで、一番端的な職業は「女優」かな、と思ったのでお題にしてみました。

ちなみに子供は3歳と1歳です。

まったく現実に迫っていないからこそ、冷静に考えられると思って考えてみました。

 

なぜ女優、と思ったのかというと、先日、NHKで「おげんさんといっしょ」という

www4.nhk.or.jp

というスペシャル音楽番組をたまたま見ていて、生放送で高畑充希さんが歌っているお姿を見て、色々感じ入るものがあったからです。

 

高畑充希さん、とても可愛らしい実力派女優さんですが、特に今まで、何かを感じたことはなかった(個人的にはアンニュイな女優さんが好みなので)のですが、

その番組で歌を歌う高畑充希さんは、すごく目がキラキラして、尋常じゃなく生き生きしていて、

 

「ああ。この人は女優になりたいという気持ちを元々すごく強く持っていて、おまけに女優になる資質にも恵まれ、ちゃんと正しい努力もして、今ここにいるのだろう」

となんとなく思いました。

 

wikiで調べると、

舞台鑑賞が好きな両親の影響を受けて小学生の頃より舞台女優を志す[3]。幼い頃から『オペラ座の怪人』や蜷川幸雄作品に親しみ、同級生がアイドルやJポップの歌を聴く中、『レ・ミゼラブル』などのミュージカルサントラを好んで聴いていた[4]。小学校から中学校までの間に舞台や芸能事務所のオーディションを十数回も受けて全て落ちていた。数々のオーディションを受ける一方で、受からなかった時には早稲田大学の演劇研究会に入ろうと、小学校低学年から塾に通って猛勉強し、中高一貫の進学校である私立四天王寺中学校へと進んだ[3][注 2]

(wikipediaより引用)

 

とのことで、やはり、猛烈な女優志望魂を幼い頃から持っていたことが伺われます。

 

すごいなあ。と思いました。

NHKの朝ドラの主演もしているし、そのうち大河の主演もするんじゃないでしょうか。

 

そんなこんなで、もし、自分の子供が「女優になりたい」しかも「個性派女優ではなく本格派美人女優になりたい」(?)と言ってきたら。

 

高畑充希さんみたいな強い女優志望魂を持っていたとしても、「資質」「努力」「運」「コミュ力」などが強烈に重なり合わないと、多分 あそこまで行くことはできないと思います。

 

そしてまず「資質」が一番大きく問われるという事実を、理解させることは、10代とかで可能なのかなと悩みます。

 

歯並びとかはそれなりに直せますが、顔のバランスや輪郭、全体の骨格などの生まれ持った資質は、どれだけ頑張っても、生まれ持った資質が大事。

 

その資質の上に、不断の努力や人脈作り(事務所とか入らなきゃいけないし)、そして最後は運。(オーディションに受かる、とかもある程度、人とのご縁でしょうし)

 

なかなか難しいですね。

いやあ難しい。

 

その中でも、一番「オーソドックスで、堅実なやり方」を必死で考えてみました(どれだけ暇なのか)。

まずは、文学座や青年座などの老舗の劇団の付属研究所に入って(それだって倍率すごいけど)、そこで研修科などの上に上がる。上がれなければ、そこでスパッとやめて違う道に行ってほしいかも。

 

できれば、もっと運や資質に左右されないもので、人生勝負していってほしい、と思うのは、私がせっせと保守的な生き方をしてきたからでしょうか。

「お母さんみたいな人生送りたくないのよ!」とか言われたら、ショックですね。

「いや、私の人生は置いといて、冷静に見てあなたは…」みたいなこと、言いたいですが、言いづらいでしょうし。

あとは、その熱意が、どこまで本物かですね。

それを見極めることが、大事かもしれません。

 

まだまだ先のことを妄想してみました。が、やっぱり難しくて、答えは出ません。妄想にしては難易度高めな問題でした。