年齢を重ねると、似合うものが少なくなるという真実

 ちょこちょこと読み進めている本があります。

 

以前話題になったミニマリスト(?)本、

「服を買うなら、捨てなさい」

の著者であるスタイリストの地曳いく子さんの最新刊

 

「脱『若見え』の呪い 素敵なおばさまのススメ」

 

です。カフェで読むにはなかなか勇気がいるタイトルです。

 

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この本は、主にバブルをリアルに体験してきた世代向け、つまりアラフィフあたりの女性を対象に書かれている箇所が多いので、ちょっと自分より上なのですが、

書かれている内容は普遍的で、世代が違くても楽しく読み進められます。

 

ストレートにぐさぐさくる内容がたっぷり書かれてますが、

 

ほんと真実!そのとおりですみません!

 

て感じで読めるので、かなり爽快です。

 

読んでいて、いまの自分と一番リンクして納得したのは、

 

「年齢を重ねると、いままで似合っていたものが似合わなくなる、似合うアイテム自体が少なくなってくる」

 

という事実がストレートに書いてあるところです。

 

ミニマリストもどき、かつ育児専念中のため、現在すごくシンプルな服装の日々なのですが、

以前と比べて、ニットにジーンズというシンプルなスタイルが、どうもしっくりこないことに薄々気づいていました。(気づかぬふりをしていました。)

 

体のラインが微妙に変わってくることももちろんですが(それは定番服をこまめにアップデートしていけばある程度カバーできると思います)、

肌の質感や、持っているオーラというか雰囲気が、年齢を重ねることで重くなってくること(それは悪いことではないと思うけど)は、どこをどうやっても隠せない。だから、今までと同じスタイルが似合わなくなってくるんだと、この本を読んではっきり自覚することができました。

 

だから、ずっと自分のド定番でいられる服って、やっぱりないのかもしれないですね。

 

そのつどそのつど、自分自身を冷静に見つめて、同じようなアイテムでも上手にアップデートしていかなければいけないんだなと感じました。

 

そう思うと、装いって、奥が深いというか、ちょっと面倒くさいというか、、

 

でも、この本には、育児や家事に忙しい時代はみんなファストブランドを上手に使って乗り切って、

そこが落ち着いた時代に、またみんな若かったころのスピリッツに戻っておしゃれを自由に楽しめる時代がくる、ということが書いてありました。

 

ここさいきん、正直、このさきずっと私はファストブランドだけ着続けて生きて行くのかもしれないと、ちょっとだけずーんとしていたので(洋服選ぶ気力がない)、勇気づけられる気持ちがしました。

 

なかなか、ファッションを画期的にアップデートすることはできませんが、

こういう本をときどき読んで、ファッションスピリッツだけはちょっとだけアップデートしておきたいです。

 

 

脱「若見え」の呪い “素敵なおばさま"のススメ

地曳 いく子 マガジンハウス 2017-10-26
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