自分の機嫌の取り方

子供が産まれ、日中は一人で育児に奮闘する中で、いつからか私は平和な日常と育児のために、自分自身のご機嫌をどう取るか、細心の注意を払うようになりました。

 

下の子の離乳食が1日3回になってから、離乳食の準備と食べさせることで日中があっという間に終わるようになってきました。

 

そして、上の子はおしゃべりがぐんぐん上手になってきていて、電車の図鑑を買い与えてからというもの、朝から寝るまで私に常に電車のクイズを出すようになりました。私も東京の電車ならJRから私鉄、特急までほとんどすべて言えるスキルを身につけつつあります。

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そんなわけで、自分にかまえる時間はないです。

ゆっくり座ってご飯を食べたり、身支度を丁寧に整えたり、思い立ってさっと外出したり、本をじっくり読んだりはできません。

 

子供が可愛いから、それくらい平気。疲れない。という理論は、個人的に私は信じていません。(そういう素晴らしい方も、もちろんいると思います!)

 

その理論が、愛情という名の搾取であるかどうか、という議論はとりあえず置いといて(誰もそんな議論ふっかけてませんが)、

どっぷり24時間体制の子育ては、愛情云々以前に、物理的に、身体的に、自分の精神と身体を疲弊させることは科学的に証明された(?)事実です。

 

平日は、なるべくそんな日常に、負の黒い何かを感じることがないよう(?)、細心の注意を払って自分の疲れに鈍感になるよう心がけています(なにこの矛盾)。

何かの名言で、イライラしない最大のコツは、自分の不機嫌に鈍感である、というのを見たことがあり、なるほどと思ったからです。

 

それに、土日になれば、ちょっとは自分の時間が取れるよ!というささやかな楽しみが私にはあり、
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そのささやかな自由をウキウキと楽しみにしつつ「もうちょっと頑張ろう!」と、疲労困憊に近づきつつある木曜、金曜あたりの自分をなだめすかせて乗り切ります。

 

ところが。

頼みの綱の夫が、会社の研修だかなんだかの、勉強だかなんだかで、

「11月までの土日の時間を全部欲しい」

と言い出しました。膨大な課題の提出だかがあるとかなんとか。

事件です。

私の自由と尊厳を奪いかねない大事件です。

 

もう正直、

そんな土日の全部の時間を使ってまで提出しなきゃいけない課題だかなんだかを求める会社なんて辞めちまえ!と言いたいところですが、世知辛いこの世の中、そんな強気なことはもちろん言えません。

 

ただ、私は、正直、手が震えるほどに、その話を聞いて、イライラが止まりませんでした。

自分でも、えっ…大丈夫?と引くほど、イライラしました。

何に対してイライラしているか、人間なのか、会社なのか、はたまた社会全体に対してなのか、その原因探しはとりあえず置いといて、

土日まで自由な時間が取れない事実に対して、限りない絶望と不安を感じました。

 

どちらかというと、絶望よりも不安が大きいですかね。

私の機嫌が果たしてもつか。

正気で居られるだろうか。という不安。(どんだけ子育て不適合者なんだか)

 

そう思うと、旦那さんが単身赴任中の子育てママさんて本当にすごいなあ。と思います。私の友人でもそんな状況の子がいるのですが、

 

「夫がいない方が、気楽だし手がかかる人間が一人減るから、楽ダヨ」

 

と涼しい顔で言ってましたが、土日まで自分一人で子供の面倒を見るのは本当にすごいと私などは思います。

 

何はともあれ、来月を乗り切る自信がない今現在。

まだ色々と交渉の余地もありますし(土日全部なんてマジ許さない)、一時保育(来月じゃもう予約終了してるけど)なりベビーシッターなり外部委託を使って乗り切る手もある、まだ動けるうちに(本当に疲れるとそういう手配もできなくなるので)作戦を練っていこうと思います。

そう。

自分の身は自分で守らねば!

 

本当は、自分の機嫌の取り方についての日々のちょっとした工夫について書こうと記事を書き始めたのですが、違う部分で熱くなってしまいました。

 

ちょっとした工夫については、次の記事でアップさせていただきたいと思います。よろしくお願いしますm(_ _)m