出産のはなし 〜順天堂医院での無痛分娩④〜34週に順天堂へ戻ってから予定日まで。周産期麻酔外来を受診

セミオープンシステムでお世話になった茅場町いとう医院は、33週で無事に卒業しました。

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その後、34週の検診のために久しぶりに順天堂に行きました。

 

ここから40週まで、検診間隔も2週間から1週間へと短くなっていき、この時期は通うのがかなりしんどかったです。

順天堂の予約は、電話で変更できない!キャンセルだけなら電話でも可能ですが、予約の取り直しは直接窓口に行って申し出るという鬼システム!

そして、1週間間隔になってくると、次の予約が直近のため既に予約が一杯で、希望の時間帯をとるのは非常に難しい。待ち時間の少ない早い診察時間から先に埋まっていくので、どうしても待ち時間が長くなりがちに。臨月近いお腹で子連れ、色々とヘトヘトになります。

診察してくれる先生も毎回初めましてで担当制ではありません。大学病院なので、とにかくとても助産師さんも医師も忙しそう。

 

この時期に周産期麻酔外来といって、麻酔科の医師に分娩時の麻酔投与についての説明を受ける外来を受診しました。

 

個別に麻酔科の医師が、無痛分娩で扱う麻酔薬や投与のタイミングやおおよその効果、考えられる副作用などについて詳細に説明を行ってくれます。

 

麻酔は、脊椎麻酔と硬膜外麻酔の2種類を使うと説明を受けました。(ただし、麻酔針の投与は1回で済んだと記憶しています)副作用についても、稀に頭痛が起きるメカニズムやそのリスクの確率についても説明を受けました。

 

また、基本的には自然分娩で経過をみるものの、麻酔を使うとどうしてもお産の進みが遅くなるケースもあり、そういう場合は陣痛促進剤を使います、という説明を受けました。

 

私からも、不安なことは色々あったので、いくつか質問させてもらいました。

 

一つ目は、私は麻酔分娩希望ではあるものの、もし「このまま麻酔なしでもいけそうだから、麻酔なしでお願いします」と分娩中に希望したら、その時はそのまま麻酔なしで様子を見てもらうことも可能か?→構わないとの答え。(実際にそういう、分娩途中から意外と平気だから麻酔なしを希望する妊婦さんもいらっしゃるそう(強すぎます))

 

二つ目は、やはり麻酔の施術には少々の不安がある。大学病院という特性上、研修医の先生が打つようなこともあるのか?(ちょっと失礼な質問)→研修医が麻酔を打つことはないです。

 

三つ目は、麻酔の事故がマスメディアでも色々流れている。安全に麻酔の施術を受けたいために大学病院を選んだ。→これはもう質問ではないですね…。ただの私の不安な気持ちです。でも麻酔科の先生は、神妙に私の不安の言葉を聞いてくれました。確かに、麻酔による事故というのは稀に起こりうることはあります。ただ、そういう事故が起きないように私たちは対策し、常に気をつけています。という先生自身の考えを静かに話してくれました。「絶対事故は起きない」と言われるよりも、真摯な言葉でした。この先生が担当するかはもちろん分かりませんが、この先生にならお任せできると思いました。

 

そして、最後に無痛分娩に関する書籍をもらいました。

病院でしかもらえない本だと思っていましたが、実は市販されていることを発見。

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無痛分娩とは何かということがわかりやすく書かれています。誰もが不安に思うことを専門家(産科医師、麻酔科医師、助産師の3人)がひとつひとつ丁寧に返答しています。

順天堂で無痛分娩をする予定する方以外にも、全ての無痛分娩に関心のある人におすすめします。

私自身は、出産までにこの本を読み込んで、漠然とした不安を少なくすることができましたし、麻酔に対する知識や麻酔分娩の流れを頭に入れることができたため、いざ当日、あまり怖がらずに乗り切ることができたと思います。

また、出産する人だけではなく、夫や家族などに無痛分娩について知ってもらうために良い一冊だと思いました。

出産間近ではなく、もっと前に読んで起きたかったなーと思いました。

 

 

また、続きます

 

 

 

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