【育児ストレス限界】外注育児は、贅沢なのか母親失格なのか
「いい母親であるべき」プレッシャーて、知らず知らず背負っているものなんでしょうかね。
わたしはあまり子連れで行きにくい場所とか、混雑する場所に積極的に出かけないせいもあり、面と向かって、よその知らないおばさんとかから子育てに注意されたりしたことはないし、大体の道ゆく人は親切にしてくださり感謝感激なのですが、いつも
「よそ様にご迷惑をおかけしないで子育てしたいと考えております」
みたいな神妙な顔で歩くようにしています。
それはちょっとした仮の姿であり、
心の底から
「よそ様にご迷惑おかけしないで(以下略)」
と思ってるというよりは
「処世術の一環として、そういう顔をしている」
方が大きいです。(もちろん、積極的に迷惑をかけるつもりは毛頭ありません)
一種の子供を守るための防衛手段です。
対する世間様も、
「こいつの本心はどうあれ、ポーズとして『子連れですみません』て顔しているから、許してやっか」
みたいなところがあると思います。
まわりまわって、おかしなコントみたいですよね。
ところで、11月は土日もワンオペ育児のハードな月になりそうということは以前の記事でも書きましたが
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どうにか細々と休息の時間を取ることができつつも、来週からはさらに休息をとることが難しくなりそうで、
最後の手段としてベビーシッターさんをお願いしようか悩み中です。
でも、ぐずぐずしていたら「お気に入り」に登録していた数名のシッターさんの予定がすでに埋まってしまっていました。
11月にシッターさんお願いできないかも、、休めない、、という話を夫にしたら
「前から言ってるのに、なんでそんな直前までぐずぐずして予約取らなかったの?」
と呆れられました。
でも自分の息抜きの時間を欲しいために、決して安くはないお金を使って子供をお願いするのは、やはり、
ものすごーーーーーく
抵抗があるんですよね。
誰もダメだ!母親失格だ!贅沢など許さん!なんて言ってないのに、
(親も遠方で、親自身も「新幹線使ってそちら行くより、そういう方が安上がりなんだから遠慮しないで使ったら?疲れて体調崩す方が取り返しつかないでしょ」と理解があるし)
むしろいっぱいいっぱいになっているわたしを見かねて
「利用できるものは利用しなさい」と言ってくれているのに、
どうにもこうにも自分で上手に折り合いをつけられず。
でも、週に1回数時間お願いしてみたところで、
その金額を計算したら、
普通の大人が、居酒屋に1回飲みに行く金額とほぼ変わらないんですよね。
飲みに行かないわたしは、その金額を使ってリフレッシュしてもいいんじゃないかと思いました。
ものは考えようですよね。
母親が罪悪感を感じるこの社会の仕組み、というかこのぐずぐずしたわたしの気持ち、どうにかなんないかなあ〜と思います。
日本は先進国の中では、韓国についで自殺率の高い国というニュースを見ました。
ああ、やっぱり高いんだと思いました。
人様に迷惑をかけず、個人として立派に自立し、みたいなプレッシャーが小さいころから結構あるし、大人になっても、ちゃんと働けてない奴はけしからん、みたいなのとか、大人は、母親は、こうあるべき、みたいなプレッシャーが強くて、自己肯定感が育ちにくい国なんじゃないかと思います。
狭い島国だから、逃げ場もあまりない。
わたしも、自分の体面を保つためにやりそびれてきた「できればやりたかったこと」があります。
そして今も、母親としての体面を保つために「できればこうしたい」ことを無意識に抑えつけて生活している気が。
でも、こういう抑圧されている顔を子供に見せるのって、あまり良くないなと思うんですよね。
「子供にはのびのびと広い視野を持って生きて行ってほしい」
と抑圧された母親が言っても説得力に欠けるというか、、なんというか何とも言えない悲壮感があると思うので、
そう思うなら、母親自身がのびのびしている姿を見せてあげることが大事なのかなと思います。
少しずつ、子育てしながら自分自身が囚われている考えも改めていきたいものですね。