【名作映画】「君の名は」。いろいろ間違えて、集中して観られなかった話(ネタバレなし)
去年の夏、日本中で大ヒットを記録した映画「君の名は」。
その映画のヒットの理由を追ったドキュメンタリー(ニュースだったかな?記憶が曖昧)で、60代のおばさまなどが
「若い頃に気持ちが戻る気がした」
「忘れていた気持ちを思い出した」
などと語られていたのがとっても気になり、世代を問わぬ人気となっているこの映画を
「どうしても観たい」
と思っていました。
そのため、それ関連の話題が耳に聞こえたきた時にはネタバレに勝手に怯え、
「私にはどうかその映画の内容を教えないでええええ!まだ観てないのぉぉぉぉぉ」
と思っていました。
そんなこんなで、一昨日に何のやる気も起きずに全てをサボることを決めた日に
ついに、amazonプライムビデオで「君の名」をスイッチオン!
1年越しに、この映画を観る夢が叶いました!
ソファに寝転び、子供達にはプラレールやら積み木やらをあてがって、自由遊びさあどうぞ!
オープニングからすでに高揚します。あのCMで流れまくっていたRADWIMPSのジャンジャカした曲(失礼)に、いやが上にもテンションが上がるってものです!!
いい感じで見ていると、子供が
「◯✖️△◯✖️△◯✖️△◯✖️△…!」
と話しかけてきます。
みつはちゃんのささやくような声が聞き取れません。
「ん?何?なんて言った?」
子供の用件を聞いたのち、聞き逃したみつはちゃんの声を拾いに巻き戻して再度セリフを拾います。
しばらく観ていると、また子供が
「◯✖️△◯✖️△◯✖️△◯✖️△…!」
「何?」
「おしっこ」
「もらしたの?」
「もらしちゃう」
慌ててトイレに一緒に駆け込みます。
そして再度、頭から飛んで行ってしまったシーンを、チュルルと戻して観ます。
そんなこんなで、二時間弱の映画「君の名は」を、結局、三時間近くかけて観終わりました。昼すぎから観たので、もう夕方です。
全然、内容が頭に入ってきませんでした。
感動して泣く予定だったのに、胸をキュンキュン焦がす用意だって万全だったのに、残念ながらその夢は叶いませんでした。
夫いわく(一年前に、劇場でなぜかちゃっかり観ている)
「ストーリー展開が非常に緻密、かつハイスピードな展開でラストまで駆け抜けていくところが、この映画のいちばんの魅力と言われている(ドヤ顔)」
らしいので、スピード感あふれる展開をいちいちぶった切る形で観ていた私の見方は、一番やっちゃいけない見方だったのではと思います。
やっぱり、映画は、一人で集中して観るに限りますね。
(奥寺先輩役の長澤まさみさんの声、めっちゃ良かったですね。)