免許証の写真が語る意外な真実
ずっと放置していた、運転免許証の更新のお知らせハガキ。
更新期限が迫ってきており、さすがに見て見ぬ振りができなくなり、重たい腰をあげて更新手続きに警察署に行ってきました。（夫が夏休みの今が、子供達を置いて出かけられる最大チャンス）
五年前の更新手続きのことなど綺麗さっぱり忘れているので、何もかも新鮮な気持ちで、指示されるがままにハイハイと更新手続きを署内で進めました。
すっかり忘れてましたが、当たり前ですけど、写真撮影するんですね。
炎天下のなか自転車に乗ってきて、髪はボサボサ、顔は汗まみれ、でももう恥じらうような年頃でもなし、無駄な抵抗はせず「ハイハイ」とそのまま写真を撮ってもらいました。
その後、無事に講習も終わり、出来上がった免許証をもらい、住所などの確認とともに写真もチェック。
育児に家事にズタボロな主婦のお顔拝見。
まあ、予想通りのズタボロ感。髪の毛は本当ボサボサ、顔はほぼすっぴん、ユニクロのTシャツは使い込んで（ポジティブに言えば）首回りにいい感じのクタれと、色褪せ感が出ています。それらはちゃんと正確に写り込んでいました。
（ハッピーセットでもらったおもちゃを、息子がトミカと勝手にコラボさせました。見ていると意外と癒されます）
そんなズタボロ感、すでに予想済みだったので今さらなんとも思いません。
しかし意外だったのが、不思議とその写真のわたしの目は、ギラギラしていて、力強かったのです。
もっとくたびれた、死んだ目をしていると思っていました。
その目は、
「今から自転車に乗って帰る途中にスーパーに寄るでしょ。絶対に買わなきゃいけないのはコメと、豆腐でしょ。あと小松菜、ひき肉も買っておこう、あとスーパーの向かいのドラッグストアに寄って虫除けスプレー買って、そう言えば夫がアイス食べたいて言ってたけどどうしようか、スーパーよりもドラッグストアの方がアイス安かったりするでしょ」
とすでに次のアクションに向けて走り出しているように見えました。
そうか。
辛い辛いと大騒ぎして、もうダメだ、なんもできない力尽きた！とずいぶんか弱いアピールをしているけど、意外と図太く生きているのかもしれない。と、その写真を見て思いました。
めっちゃ毎日子育てしんどいし、ストレスマックスだけど
まだ目は死んでいないよ
ていうか むしろ ギラギラしてるよ
と免許証の写真に教えられた気がして、ちょっと勇気が出ました。
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